BIツールとは?Excelとの違いと選び方
そもそもBIツールを検索しますと、たくさんのサイトが定義をされています:
- 「企業の基幹システムで生成されたデータを、ユーザ自身が抽出・加工するためのアプリケーションソフトウェア」
- 「企業が日々蓄積されていく膨大なデータを分析し、その分析結果を経営意思決定に活用」
- 「社内のあらゆるデータを可視化」
BIツール(ビジネス・インテリジェンスとは)
- 「ビジネスインテリジェンスは、企業などの組織のデータを、収集・蓄積・分析・報告することにより、経営上などの意思決定に役立てる手法や技術。 経営判断上の過去・現在・未来予測などの視点を提供する。」ということで、担当部門や経営層が全体像を見れる、ということでしょうか。
BIツールとは、データを使える情報に転換し、活用することにより、具体的な活動へと導く意思決定支援ツールです。一方、どこまでデータを取り込めるか、
検索できるか、インサイトを得られるかは、そのシステム、その人によります。どのBIツールもデータを資産に変換します。
エクセルとBIツールの違いについて
エクセルとBIツールの違いについて以下6点があります
- 取り込めるデータソース元の違い
- データ量
- 分析手法(一方方向かインタラクティブか)
- 自動化かそうではないか(例えば、リアルタイムで更新する場合に手入力か、自動的に反映されるか)
- 個人作業か共同作業か
- セキュリティレベルの違い
- エクセルからデータ・ディスカバリーは得られない(そもそも得ることを目的としていない)
- エクセルを使いこなすには、エキスパートでなければならない
- ヒューマンエラーが起こりやすいのは、エクセル
- 作業効率を考えるとエクセルが時間がかかる
BIツール各社の比較
BIツールの比較(大体3つ)の記事を海外も国内でも見つけられます。私が見つけた海外にサイトでは、内容については、正しいかどうかのご判断はお任せします。あるユーザーの意見です。11月2日に見つけました。こちらで取り扱っているQlikさんの場合は、QlikViewを取り扱っています。A社⇒QlikView
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強み:
- A社:ドリルダウン機能の精度が高くデータ・ディスカバリーに繋がる。
- B社:データを取り組む前に、データを変更することが可能
- C社:完璧な可視化機能
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機能性:
- A社:データモデルやスクリプトの知識がないと使いこなせない
- B社:エクセルとDAXの知識が必需
- C社:ドラッグアンドドロップで簡単
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ターゲット:
- A社:社内で分析する際に適している
- B社:ストーリーテリングやダッシュボード開発には最適
- C社:ビジネスユーザー、リサーチャー、学問の世界に最適
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データ管理:
- A社:インメモリのため、DWHが必要はない。
- B社:追加のモデルの必要もなく、データに直接関与
- C社:自社のウェアハウスを持ち、キューブのテクニックを活用
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導入スピード:
- A社:B社とC社と比較し、時間が多少かかる
- B社:簡単で早い導入の手法でSaaSモデルで提供
- C社:自社でDWHを持ち、キューブのテクニックを持つ
BIツール「Qlik Sense」とは
もう一つの比較をしていた記事では、Qlik Senseを取り扱って比較しています。Qlik社の技術者の方が記載した内容ですのでQlikについて語っている部分が多いです。一部ご紹介しますと:
- Qlikは、連想エンジンがあります。緑(ユーザーの選択)、白(ユーザーの選択に関連する全て)、グレー(ユーザーの選択以外全て)が、ユーザーが選択した時点で表示されます。こちらの手法により、ユーザーが選択したもの、選択したもの以外が見れます。データの取りこぼしがございません。つまり、ユーザーが何か質問があった場合、そのまま探求出来ます。他のツールは、ユーザーがどのような質問があるか「先に」想定をしないとなりません。※世界で色盲の方は300万人いらっしゃって、色盲の方々が同じページに表示された際に唯一区別可能な色は、白、グレー、緑です。
- 「他の製品で1日で出来ることは、Qlikじゃ出来ない。けどQlikで2日で出来ることは、他の製品じゃ絶対に出来ないよ」
もしも、Qlikにご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。
ご覧になっていただきまして、お忙しい中、ありがとうございます。
写真は:charles deluvio from unsplash